おいもメンタル日記

日常や不安障害についてゆるゆると

生まれついた家庭が自分に合わなかったとき

 

こんばんは。おいもです。

 

今日はなんだかずっと頭が痛かったのですが、みなさんは大丈夫だったでしょうか?

気圧はいまはぐいぐい上がっているところみたいです。

 

最近は花粉の影響なのかくしゃみ・鼻水がとまらずけっこうしんどい日が続いています。

 

今日は幼少期について、思い出して考えたことを書いていこうと思います。

また少し暗い内容になるかもしれません。苦手かも、と思う方はご注意くださいm(_ _)m

 

 

私は物心ついたときから、

「いい子でいなきゃ」という気持ちで過ごしていて、それがいまの人間関係にも大きな影響を及ぼしているなぁと思っています。

 

まだ経験値の浅い子どもは、親がいなくては生きていけないし、自分の家で起こっていること以外の世界があるという想像ができません。

 

だから一生懸命「親の言うとおりにして、嫌われないようにしよう」と思います。

 

しかしその「いいこ」というのは

明確な基準があるわけでもない、母親の機嫌で変わる、かなり曖昧な定義なのです。

その母親が勝手に決めた「謎ルール」で、私はずいぶん窮屈な思いをしました。

 

一言に毒親持ちとはいっても、いろいろなパターンがあり、それぞれに苦しみは異なると思いますが、例として自分の過去のことを書いてみます。ちょっと長くなるかもです。

 

おいもの家庭環境について

 

母親と父親はおいもが物心つくときにはすでに仲が悪く、しょっちゅう口喧嘩や離婚の話などをしていました。

怒鳴り声を聞いているのが嫌で、予想もしていないときに起こるので、その度にナーバスになり、いつしか「私たちがいるから喧嘩するの?」と思うようになっていきました。両親が喧嘩しているあいだ、私はひとりだと感じて悲しかった。

 

まもなく父親と別居状態になるが、母親は私や兄弟に

「父には困らせられてきた。父親のせいでパニック障害にもなりかけたし、悪いのは全部父親で、私は被害者である。父親を憎んでいるけど、子どもたちを育てるために養育費が必要だから別れないよ

というようなことを事あるごとに言った。あくまで「自分(母親)は被害者」というテイで、延々愚痴に付き合わされる。毒親です。^^;

 

(愚痴が始まると、逃げられない雰囲気があったので嫌でした。ほんとは「そろそろ寝たい」とか「お絵描きしたい」とか自分に必要なことをしたかったのに。)

 

とくに最後の「お父さんが嫌いだがお前たちのために別れないでやってる」はかなりポイズンで、ずっと聞かされていたので、「悪いのは自分なんだ」という考え方になるのもまあわけないなと思った。(後から)

 

というわけでおもに母親のルールで家庭が動いていきましたが、母は私たちを評価する場面が多い(いわゆる業績志向)の傾向があり、今から思うと私は母親のそういう面が苦手でした。

 

例えば・・・

 

 

① おいもが先に帰ってきた日、家事ができていないとネチネチ怒られる(やっていても次もっとこうしてねという指示が入る)

 

 

② おいもは基本的に人見知りの性格なのですが、よその人にあいさつができないと「〇〇(姉)はちゃんと笑顔で挨拶できるのになんであんたはうじうじしてるの」と怒られる

 

 

こんな感じだったので、いつも緊張しながら過ごしていた気がします。

業績主義?というか、ただの八つ当たりだったかもしれません。

①に関してはいやいや、業者じゃねぇんだから^^;と今は思いますけどね

 

 

しかし、その頃の私には親に対して「苦手」と思える勇気はなく、「苦手な人に無理に気に入られようとする」という最悪の状況ができあがっていったわけですが・・・

 

 

 

そういった経験のなかで、「人に嫌われたらおしまいだ!」という恐怖感が育っていきました。

 

「ちゃんとしていないと怒られる・ばかにされる」

「自分がいけないから・・・」

 

小学校〜中学校の頃、私はそんなキーワードで自分を責め続けることが習慣になっていました。

 

自分が悲惨な状況に置かれていることにも気づいていなくて、親や兄弟から認められようと必死になっていました。行き場のない怒りが自分に向かって、私はどんどん自信をなくしていきました。

 

その頃の自分に声をかけるとするなら、

 

「今はよくわからないかもしれないけど、おいもの家庭だけがすべてじゃないよ。他にもっとおいもが好きと思える世界もあるから大丈夫だよ」

 

「ちゃんとしていないと怒られるのは、あなたが悪いからじゃなくて、お母さんのコンディションが悪いからだよ」

 

「あなたが恐怖心とか怒りをもっているのは、そういう家庭にいれば当たり前のことで、あなたの存在や素質には何の関係もないよ」

 

「怒ってもいいし、逃げてもいいよ。何しててもいいよ」

 

 

こんな感じでしょうか。

子どもの頃は、やっぱり親がいる以上親に頼るしかないから、そういう面で辛い時も多いとは思います。

 

でも、なんとか生きていれば、「生まれたらなんか勝手に決まってたもの」よりも楽しい・自分が落ち着ける場所が見つかるかもしれない。

 

 

 

家庭(家族)は生まれガチャで最初から決まっているので、なんとか理屈つけて「赤ちゃんはお母さんを選んで生まれてくる」とか精神論的なもので美化されがちですが、

普通に合わない場合だってありますよね。人だもの

 

親苦手だなぁってときも、それを抑圧するような環境は最悪で、できれば「苦手なんですけど」と言えるならまだいいと思います。

 

 

もし血縁関係にある人に対し「苦手だなぁ」っという気持ちになった場合、

互いに1人の人として存在を尊重することだけは最低限のルールとして、そのほかはあまり干渉しすぎないのがいいのではないでしょうかね。

 

 

 長くなりましたがお読みいただきありがとうございました

 

ではまた〜